世界最大のスポーツブランド「ナイキ」が導入したあるマネキンに賛否が巻き起こっている。
ナイキが今月上旬、新装オープンしたイギリス・ロンドンの旗艦店「ナイキタウン」に導入したのは、ブランド初となる“肥満型”のマネキン。女性向けフロアに設置したところ、「運動できる体型じゃない」「肥満を奨励している」「健康に悪影響を及ぼす」「恐ろしく巨大で脂肪まみれ」といった批判の声が相次いでいるという。
一方、そうした批判の声にセレブなどが反発しており、英モデルは「太った人々はバカにされ、さらにはスポーツウェアを着る資格がないとまで言われるなんてどうかしている」、英女優は「肥満は良くないと言いながら、着るものにまで『こんなに』必死に反対するとは。バカ丸出し」と指摘。さらにネット上でも「絶対に需要ある。1番ダイエットしない理由は服が無いからなんだよな」「肥満の人の方がサイズないんだよねー。金額より、サイズあるかどうか、で探すから」といった声があがっている。
マネキンを巡っては2015年、イギリスの女性が細すぎるマネキンに抗議し、マネキンが撤去されたことがある。また2017年の韓国では、「マネキンが女性に画一的なスタイルを強要している」と一般市民団体がデモを起こした。
“細すぎる”“肥満型”のどちらのマネキンでも炎上する事態に、フリーアナウンサーの柴田阿弥は「じゃあマネキンはどんな体型をしたらいいのか。今回のものが肥満を推奨していると言われるんだったら、XXLサイズなどの洋服を作っているところにまで同じ批判が飛び火してしまうのでは?」と疑問を呈していた。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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