前田健汰
12日午後8時ごろ、山口県周南市の晴海埠頭(ふとう)南方の沖合で、航行中の旅客船「ハイドロびんご」と、いかりを下ろして海上に停泊中だった台船が衝突した。徳山海上保安部によると、旅客船は周南市主催のナイトクルージング中で、乗客48人を含む50人が乗っており、11歳の少女1人が柱に頭を打って軽いけがを負った。台船は無人だった。
ハイドロびんごは総トン数19トン、長さ約17・6メートルの双胴船で、広島県福山市のジャパンハイドロ社が所有。水素と軽油を一緒に燃やすエンジンを搭載した世界初の小型旅客船として、昨年7月に竣工(しゅんこう)した。(前田健汰)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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