元交際相手の女性(当時37)をヌンチャクで殴って殺害したとして、警視庁は、東京都世田谷区船橋5丁目の男(38)を殺人容疑で逮捕し、28日発表した。容疑を否認しているという。
成城署によると、男は2018年11月6日午後4時ごろ、東京都世田谷区砧(きぬた)2丁目の当時の自宅で、交際していた女性の顔を鉄製のヌンチャク(重さ450グラム)で殴り、殺害した疑いがある。直後に外出し、帰宅から約1時間45分後の午後7時45分ごろ、自ら110番通報した。
女性には眉間(みけん)から鼻に2センチほどの傷が1カ所あり、司法解剖の結果、死因は出血を鼻と口から吸い込んだことによる窒息だった。男宅から女性の血が付いたヌンチャクが見つかり、重量のある凶器で頭部を狙っていることから、警視庁は殺意があったと判断した。
男は17年5月ごろに女性と知り合い、女性が男宅に出入りするようになったという。同庁が刑事責任能力の有無などについて慎重に調べている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル