熊本県の伝統的工芸品「木の葉猿」の制作で知られる木の葉猿窯元(玉東町)で、新年のえと「子(ね)」にちなんだネズミの置物作りがピークを迎えている。
窯元の永田禮三(れいぞう)さん(82)と後継者の三女、川俣早絵さん(39)が粘土で形を作り、数週間乾かした後に素焼き。妻英津子さん(76)と早絵さんが絵付けをして仕上げる。縁起がいいとされる白ネズミで、長寿を表す長い尾を強調し、目をつぶらに表現した。来年1月までに大小約2500個を仕上げる予定。永田さんは「今年は自然災害が多かったので、新年は平和で穏やかな年になってほしいという願いを込めました」と話した。
窯元のほか、熊本市の県伝統工芸館やくまもと工芸会館などでも販売する。窯元=0968(85)2052。 (宮上良二)
西日本新聞
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