住宅の解錠サービスで、ウェブ上では料金を数千円と表示しながら、10万円を超える請求をして契約を結び、クーリングオフに応じなかったとして、消費者庁は25日、同じ男が社長を務める「Rセキュリティ」と「鍵」(ともに東京)の2社に対し、特定商取引法違反で6カ月の業務停止を命じたと発表した。
同庁によると、2社はウェブでは解錠代を「4980円~」などと表示。自宅の解錠の依頼を受けた段階では具体的な金額は示さず、作業員が訪問後に見積もりして、10万円超の料金で勧誘して契約を求めていた。2020年6月以降、実際に契約を結んだ少なくとも3人の客からクーリングオフの申し出があったが、「クーリングオフは受け付けられない」などと事実と異なる説明をしていた。うち1人には同様の説明を1カ月半繰り返し、クーリングオフを妨害した。
男は「鍵の110番・水道1…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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