大阪府は13日、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき、インターネットカフェなどの遊興施設に14日からの休業を要請することに伴い、ネットカフェで寝泊まりしている人の宿泊先確保のため、府内の簡易宿泊所などの募集を始めた。協力する施設を順次ホームページに掲載する。利用は休業要請期間の5月6日まで。
府は、府内のネットカフェを9時間利用した場合の平均価格(約2300円)をもとに、「1泊食事なし」で2500円以下の料金(税抜き)で客室を提供できる簡易宿泊所やビジネスホテルに協力を依頼。13日時点で大阪市西成区や同市西区のビジネスホテル5軒が応じ、400超の客室を用意している。
一般社団法人「日本簡易宿所・民泊協会」(同市中央区)も協力を申し出ているという。希望者が施設に直接申し込む。
吉村洋文知事は13日の府の対策本部会議で「宿泊施設を周知し、ネットカフェ利用者の居場所がなくならないようにお願いしたい」と指示した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース