新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年に続いて緊急事態宣言が出されました。医療や飲食店、生活困窮者支援などの現場は厳しさを増しています。支えたくても外出がしづらいなど制約が多い中、インターネットを使った経済的支援なら、在宅や遠方からでも力になることができます。
医療従事者3万7千人に「応援金」
新型コロナに感染した患者の治療にあたる医療従事者らの支援方法の一つとして広がっているのが、ふるさと納税だ。制度の魅力の一つである返礼品が受け取れないものが大半だが、すでに多くの寄付が寄せられており、医療従事者らへの応援金や医療用資機材の整備などに充てられている。
大手サイトの「さとふる」は、政府が最初の緊急事態宣言を出した昨年4月に医療従事者らへの寄付をまとめた特集ページ「新型コロナウイルス医療対策支援寄付サイト」を作った。返礼品は受け取れないが、昨年末までに15自治体に5億円を超す寄付が集まったという。
寄付件数は、5月に7236件と最多になった後は減少し、9、10月は100件台に。だが感染拡大が顕著になった11月から年末にかけて、再び急増しているという。
さとふるや郵送などを通じてふ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル