新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が今月末まで延長されたなか、感染者の少ない一部地域の学校で11日、授業が再開された。一方、休校が続く地域でも、子どもたちの学習を支えるため、感染予防に細心の注意を払いながら「登校日」を設けるなど、学校再開に向けた手探りの動きが続いている。
感染者が27人(10日現在)と比較的少ない青森県では、県立高校などが連休明けに学校を再開。青森市でも11日、小中学校で分散登校が始まった。奇数学年と偶数学年で登校日を分け、小学校では1、3、5年生が登校した。
市立浜田小(639人)では午前7時半ごろから、学年ごとに10分ずつ時間をずらして登校した。
児童の笑顔が久しぶりに戻った3年4組の教室では朝の会の後、国語の授業が始まった。換気のため教室の窓と出入り口は開けたまま。担任が「『はい』の返事は最後に小さな『つ』を入れるといいよ」と呼びかけると、児童は元気に「はいっ」と声をあげた。
毎朝玄関で児童を出迎える鎌田…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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