ハライチ・澤部さんが語る地元・原市への思い 「何もないのがいい」

 昼のバラエティー番組で司会を務めるなど、幅広いメディアで活躍するお笑いコンビ「ハライチ」。この名前が、2人の出身地である埼玉県上尾市の地名「原市」に由来することはあまり知られていない。

 人口約2万人の、住宅地が広がる地域。澤部佑さん(37)は「何にもない」というが、じっくり聞いてみた。ハライチは、原市でどう生まれたのか――。

 「幼稚園の時から人を笑わせるのが好きだった」という澤部さん。原市小学校5年の時、幼稚園時代からの幼なじみで、のちに相方になる岩井勇気さん(37)と同じクラスになり「お楽しみ会みたいなイベントでコントをやった」。

 でも、すぐにコンビを組んだわけではなかった。

 原市中学校3年の時、学年の人気者「こくし君」から、「高校卒業したらお笑いやろっか」と誘われた。「岩井も入れたほうがいいんじゃないか」と伝え、3人でやると約束した。ただ、澤部さんと岩井さんは別々の高校に進み、「ほぼ会わなかった」という。

「コンビ名をつけなきゃ」、訪れた運命の瞬間

 コンビ名を決めたのは3年生の時だ。卒業前の進路を決めるタイミングで、2人で決めた。こくし君は在学中に、別の道に進むことを決めた。

記事の後半では、コンビ名を考えた時の思いや、ネタ合わせをした思い出の場所などを、写真と共に紹介しています。

 芸人養成所を探そうと、2人…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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