今月31日のハロウィーンを前に、東京都渋谷区の長谷部健区長は20日、渋谷駅周辺での路上飲酒について、当日までの数日間は制限すると発表した。付近の店舗には酒類の販売自粛を要請。周辺には警備員を配置する。過去2年間のように街に出ないことまでは求めないが、ルールに沿った楽しみ方を呼びかけている。
路上飲酒を禁ずるのは、区が2019年に制定した条例に基づく。今年は28~31日の毎日午後6時~翌日午前5時に実施。ハチ公前広場や渋谷センター街、道玄坂、宮下公園などを規制エリアとする。違反者に対して、区はやめるよう指導ができる。
特に人出が多いと予想される29日と31日は、エリア付近のコンビニエンスストアなど36店舗に酒類の販売自粛を要請。約100人の民間警備員も周辺に配置する。コロナ禍前の19年までは設置していた仮設トイレや仮装の着替えスペースは、今年も設けない。渋谷駅前の大型ビジョンや駅構内のポスターなどでは外国人向けに英語での啓発も予定する。28日以降は、区職員がマナー啓発の巡回も実施の見通しだ。
既に始まっている取り組みも…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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