藤脇正真
果実がキツネの顔に似ていることからフォックスフェースとも呼ばれる観賞用の「ツノナス」の収穫が、熊本県山都町でピークを迎えている。
同町犬飼の農業、中村豊光さん(70)方では、棚田の一角で栽培。黄色に色づき、自分の背丈以上に伸びたツノナスを、妻の悦子さん(71)が次々に刈り取っていく。
豊光さんが「幸福の木(黄)」と名付けて近くの道の駅「通潤橋」に出荷している。「ハロウィーンの飾り物に最適だわ」と買っていく人も。11月初旬まで販売されるという。(藤脇正真)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル