ハンガリーから移住の少女 カヌー世界チャンピオンの父に憧れ、学校でも練習でも大奮闘【高知発】(FNNプライムオンライン)

ハンガリーから移住してきた家族

高知市から車で1時間。自然豊かな土佐町に3年前、ハンガリーから移住した家族がいる。 長女のゾルカちゃん、地元の小学校に通う3年生。
趣味や遊びに明け暮れる毎日だが、将来の夢は、カヌーのコーチ。 ゾルカちゃん:
私もコーチになりたいです 父・ラヨシュさん:
ナイスナイス 実は、ゾルカちゃんの父親ラヨシュさんは2006年、カヌースプリント世界選手権で金メダルを勝ち取った元世界チャンピオン。 現役引退後、単身韓国にわたりコーチを務めたが、家族と一緒に過ごせないことから1年で仕事を辞めることに。 そんな時、カヌーコーチを探していた日本カヌー連盟から「家族と一緒に住める」という条件で声がかかり、この自然豊かな土地への移住を決めた。 妻・ニコレットさん:
土佐町の自然が好き。緑が多くて、夏は特に緑がきれいだから

父の背中を追い…カヌーを始めたゾルカちゃん

父親の影響で、1年半前にカヌーを始めたゾルカちゃん。 ゾルカちゃん:
自然?大好き 移住当初は言葉の違いなどから、なかなか友達ができず、スポーツを通して仲間が増えたと言う。
今ではクラスの人気者。 ゾルカちゃん:
もうこんなに集まったら暑い! 3年で日本語も上達し、運動会の練習でも友達から頼りにされる。 ゾルカちゃんの友達:
ゾルカちゃんは、いつも日本語とか頑張りゆうき。人気者やきおって、自慢できる友達 ゾルカちゃん:
いっぱい友達できて嬉しい

将来の夢に向けてカヌーの練習

学校終わりに向かったのは、さめうら湖。
週3回のカヌーの練習。コーチは父のラヨシュさん。
カヌーアカデミーに所属する地元の子どもたちと一緒に練習する。 学校とは違う、真剣な表情。 約2時間の練習の最後は全員本気のレース。
ゾルカちゃんは最下位に。 父・ラヨシュさん:
ゾルカは今日は少し疲れていたと思う。フォームが完璧ではなかった ゾルカちゃん:
悔しかった。けど、カヤックは大好き ラヨシュさんから今日の練習についてアドバイスがあった。 父・ラヨシュさん(ゾルカちゃん訳):
腕をこうしたらこういくから、私はまっすぐいかんといかん その姿は、一緒に練習をする子どもたちにも影響を与えていた。 地元の小学5年生:
前4kmぐらい漕いだ時、結構500メートルぐらい差をあけられて…それで悔しかったき、もっと頑張りたいって思った カヌーを始めて約1年半。目指すは父のようなカヌーコーチ。 ゾルカちゃん:
お父さんはめっちゃ良い。地球のカヤックの一番になったから、めっちゃいいと思ったから私もそうなりたい 父親の背中を追った9歳の挑戦は始まったばかり。 カヌーコーチへの大きな第一歩として8月末、ゾルカちゃんは初心者から中級者向けのカヌーレッスンを開催。
約3時間、安全な水への落ち方などを教えた。 (高知さんさんテレビ)

高知さんさんテレビ

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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