ハンドドライヤー利用再開へ コロナ対策見直しへ(テレビ朝日系(ANN))

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とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。 (大木優紀アナウンサー)
新型コロナの感染が再び拡大しています。長期戦に備えて、今見直される対策がある一方で、「密の見える化」にも注目が集まっています。
今、見直されつつあるコロナ対策にはどんなものがあるのでしょうか?
(大木アナ)
まずはこちら!今年の5月、経団連はトイレに設置されているハンドドライヤーの利用の中止をガイドラインで求めたんですが、今これを見直そうという動きが出てきてるんです。そもそも経団連によるとWHO(世界保健機関)はハンドドライヤーの使用を認めているんですね。ですから見直しへ向け動き始めたということなんです。
(小松靖アナウンサー)
今、どこ行っても止まってますもんね。
(大木アナ)
そうなんです。あんまり使えないところが多いんですが実はこんな研究結果もあるんです。
イギリスの微生物学者の研究
「ハンドドライヤーはウイルスを拡散する原因にはならない」
(大木アナ)
これ、ハンドドライヤー業界の要請で行われた研究ではあるんですが、どういうことかといいますと…トイレはそもそも「臭い対策」や「衛生対策」で空気清浄機を設置しているんですね。ですから1時間に10回前後空気が入れ替わっているそうなんです。ハンドドライヤー1台でかき回す空気は全体の2%から3%。だからウイルスを拡散する原因にはならないんだという研究結果なんです。
(小松アナ)
換気の方が勝ってるんですね。
(大木アナ)
これに関して、順天堂大学の堀教授に伺いました。
順天堂大学大学院・堀賢教授
・手を洗った後の水に含まれるウイルスはそもそも水分で薄まっている。
→感染させるほどではない
(大木アナ)
ただ、手を洗った後にしっかりと水分を取り除くことが大切で、トイレを出て濡れた手で歩いたりしていると、そこにウイルスや菌が付着しやすくなると教えてくださいました。
(小松アナ)
このタイミングでも今わかることって結構多いんですね。
(大木アナ)
本当にここで見直されることってあるようでした。そして今日の分科会で換気対策として二酸化炭素濃度のチェックをしていこう、要するに「密の見える化」をしていこうという話が出ました。二酸化炭素濃度のチェックの意味合いなんですが、人間が吐いた息には二酸化炭素が多く含まれているので、換気が悪く密になると、その二酸化炭素濃度が上がって行きますよね。そこをチェックしていくと、目に見えない密が見えてくるんじゃないか?という話なんです。
(小松アナ)
なるほど。
(大木アナ)
で、今こういうものに注目が集まっています。二酸化炭素濃度の測定器!
[画像:2種類の二酸化炭素濃度測定器]
(林美沙希アナウンサー)
ええー!こういうものがあるんですね。
(大木アナ)
ちょっとやっぱり空気薄いかなって感じる時もあるけれども、やっぱりそこ目に見えないので、こういうものが注目されてます。
[画像:二酸化炭素濃度測定器eAIR (1万8700円・リンクジャパン)
(大木アナ)
こちらの機器は、四つの色でその濃度を表して高くなると換気を急いだ方がいいですよと教えてくれる。更にアプリと連動して、濃度が高くなってくると自動で扇風機をONにしてくれます。換気扇との連動についても今後開発予定だということです。
(林美沙希アナ)
わかりやすいですね!こうして数字で見えると周りにも呼びかけやすいですよね。
(大木アナ)
そうなんです!そろそろ換気しようってなりますしね。で、これについても堀先生に伺いしました。
順天堂大学大学院・堀賢教授
・密ではない=安心ではない 手洗い・うがいもしっかりと
(大木アナ)
やっぱり手洗い・うがいもしっかりして、基本に帰りつつも、こういう新しい機器をうまく使って、このコロナの長期戦乗り越えて行きたいですね!以上今日のトレバズでした。 (「スーパーJチャンネル」11月12日放送分より)

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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