芝生広場が封鎖されたり、バスケのゴールが外されたり……。緊急事態宣言下で迎えた大型連休。4都府県の身近な公園で様々な規制が始まっている。ただ公園によってばらばら。その理由を尋ねてみたところ……。
東京都が管轄する代々木公園では、芝生が広がる中央広場などがオレンジ色のネットで囲まれている。ネットは、飲食店の酒類提供ができなくなったことなどで増える「路上飲み」を防ぐためのバリケードで、花見客が集まり始めた3月下旬以降続けているという。
「飲食」「接触」防ぐ 細かに利用制限
「渋谷や原宿などの歓楽街も近く、50~60人の集まりもめずらしくない。声かけにも限界があった」と理解を求める。
東京都渋谷区も代々木深町小公園などの人工芝ゾーンを閉鎖。「飲食を控えてもらいたいとの思い」と担当者は話す。豊島区も南池袋公園とイケ・サンパークなどの芝生広場が終日閉鎖になる。
路上飲み対策以外でも、密集を回避するとして、細かく公園の遊具の利用を制限する自治体も目立っている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル