パジャマで逃げた7歳の私、今はモデルに 「施設出身」隠さず生きる

田中れいかさん 児童養護施設のリアルを発信するモデル

 7歳の夜だった。パジャマのまま四つ上の姉と東京の家を出て交番に駆け込んだ。両親は離婚し、日常的に父に「出ていけ」と怒鳴られ外に立たされた。一時保護所を経て児童養護施設へ入った。

 18歳まで施設で暮らしながらバイト代をため、保育士を目指して短大に進学した。一方、モデルになりたい幼い頃からの夢をあきらめきれず、ミスユニバース大会に出るなど活動を始めた。施設出身であることは隠さなかった。「生い立ちに関係なく自分らしく生きる姿を見せたかった」

 姉は施設を飛び出し帰らなか…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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