新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府が小中高校や特別支援学校などの臨時休校を要請したことを受け、人材派遣大手のパソナグループは2日、東京・大手町の本社に勤務する従業員が子連れで出勤できる取り組みを始めた。
オフィスの一室を「ファミリー・ワーク・オフィス」として、小学生の子がいて在宅勤務が難しい従業員に開放。おもちゃなどを用意し、子どものそばで仕事ができるようにする。今後、全国74カ所のパソナの拠点でも同様の取り組みを進める。この日、小学1年の長男と出社した小林景子さん(41)はグローバル部門の管理業務の責任者。すべて在宅で勤務するのは難しいという。「一斉休校と聞いたときには、突然だったので、えーっという感じだった。チームのメンバーの状況も聞きながら、いつ在宅勤務にして、いつこのオフィスを使うかなどを考えたい」と話した。(土居新平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル