パタゴニア日本支社「遺憾の意」、長崎の公共工事に

 長崎県と佐世保市が同県川棚町に建設を進める石木ダム。水没予定地・川原(こうばる)集落に暮らす13世帯(約60人)の土地明け渡し期限が今月18日に迫るなか、「強制的に土地を奪い取るのはおかしい」「暮らしや文化を破壊してまでダムは必要か」など抗議の動きが広がっている。

 米アウトドア衣料品メーカー・パタゴニア日本支社などが支援する市民団体は8月、公開討論を求めて約5万筆の署名を県に提出した。音楽家の坂本龍一さんや歌手の加藤登紀子さん、お笑い芸人の「せやろがいおじさん」らも現場を訪れ、事業に疑問を投げかけている。県内外の野党系の国会議員や地方議員73人による議員連盟も発足。元滋賀県知事の嘉田由紀子参院議員なども名を連ねる。

 パタゴニア日本支社は、ダム建…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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