パチンコ2店舗、新潟県が休業指示 開店前から車50台

 新型コロナウイルス対策としての休業要請に応じなかったとして、新潟県は2日、上越市内のパチンコ店2店舗に対し、新型コロナウイルスに対応する特別措置法に基づく休業指示を出した。兵庫、神奈川に続いて3県目。休業要請より強い措置だが、応じなくても罰則はない。

 県によると、2店舗は「アムディ石橋」と「アムディ高田」。いずれも東京都内の業者が運営している。県職員が2日午前9時すぎに営業していることを現地で確認し、文書で休業指示を通知した。

 ウイルスの感染拡大を受けて県は4月21日、パチンコ店などを対象に休業の協力を要請。しかし、この2店舗を含む県内の系列5店舗が応じなかったため、国や感染症の専門家らとの協議を経て、集団感染発生の可能性が高いと判断。特措法45条に基づいて同30日に休業を要請し、併せて店名を公表していた。その後、ほかの系列3店舗は2日までに休業した。

 休業指示を受けた店には2日、「取材は堅くおことわりします」という趣旨の貼り紙があった。店の駐車場には、開店前から新潟県内ナンバーを中心に約50台の車がとまっていた。(杉山歩、鈴木剛志、緑川夏生)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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