タレントのパックンことパトリック・ハーランが15日放送のTBS系「news23」(月~木曜・後11時、金曜・後11時半)に生出演した。
番組では与党が目指していた検察庁法改正案の衆院内閣委員会で、15日の採決が断念に追い込まれたことを報じた。
今回の改正案にパックンはスタジオで「今回は国民の目線も厳しいと思います」とした上で「今まで安倍政権下で行われた強行採決は、安全保障とか経済とか国民全員にかかわる一応大義名分があったんですが、それが今回見当たらない。公務員数人、もしくは1人の都合のための法案にしか見えません」と指摘した。
さらに、法案を通すなら三つの疑問に答えてほしいとした上で「一つ目は内容。どうやって検察官の独立性を保つのか。これがベストなのか。二つ目はやり方。閣議決定する必要はあったのか。強行採決する必要はあるのか。内容は本当に詰めているのか。三つ目はタイミングです。なんで緊急事態宣言中に法案を通さなきゃいけないのか。今、国民の生活に関わる大きな脅威といったら検察官の定年ではない。我々は命の危険にさらされているのになんでこのタイミングで通さなきゃいけないのか。これが急務なのか。この疑問に答えていただきたい」と政府へ呼びかけていた。
この意見にリモート出演した小川彩佳キャスターは「おっしゃる通りです」とうなずいていた。
報知新聞社
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