21日午後5時15分ごろ、奈良県王寺町元町の国道25号で、パトカーに追跡されていた乗用車が前方の軽乗用車に追突した。軽乗用車ははずみで対向車線を走行していた別の軽乗用車にもぶつかった。この事故で、追突された軽乗用車を運転していた大阪府八尾市のアルバイト男性(76)が軽傷を負った。
乗用車に乗っていた男2人は車を乗り捨て、徒歩で逃げたが、このうち1人を、駆け付けた奈良県警西和署員が現場付近で確保。カバンの中に包丁を所持していたため、銃刀法違反(刃物携帯)の疑いで現行犯逮捕した。
男は兵庫県尼崎市大庄西町の無職、岸国秀容疑者(38)。「(包丁は)一緒に逃げた男から預かった」と容疑を認めている。
同署によると、事故の約10分前、「刃物を所持していると思われる人がいる」と110番があった。事故現場から約1・5キロ東の飲食店駐車場に駆け付けた同署員が不審車両を見つけ、職務質問しようと声をかけたところ、逃走したという。
逃げた男は40~50歳くらいの白髪で、白色の長袖シャツに白っぽいズボンを着用。同署などが道交法違反(ひき逃げ)容疑で行方を追っている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース