勤務先の家電製品を販売代理店から買い戻して不正に入手するなどしたとして、大阪府警捜査2課などは1日、詐欺の疑いで、パナソニック元社員、尾崎正典容疑者(45)=大阪市平野区平野上町=を逮捕した。同課によると、「競馬などのギャンブルに使うためにやった」などと容疑を認めているという。
府警やパナ社によると、尾崎容疑者は犯行当時、自社製品を代理店に販売する取引を担当。逮捕容疑は平成28年12月から29年1月までの間、いったん代理店に販売した家電製品23点を買い戻し、その代金約137万円について、別の製品を代理店に販売する際の代金と相殺する形でパナ社に負担させたとしている。
尾崎容疑者は買い戻した家電製品を質屋などに転売していたという。パナ社の内部調査で発覚し、同社は29年6月に尾崎容疑者を懲戒解雇し、30年7月に刑事告訴していた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース