11月4日、パパがプロレスラーになった。
36歳でレスラーになるのは珍しいんだって。でも、パパは中学生の時からの夢をやっとかなえたんだ。
デビューは東京・後楽園ホール。プロレスの聖地でパパは舞った。
「ヒロ・イイジマ」。リングネームが会場に響き渡る。飯島裕之という名前なんだ。
コーナーポストに上り、スポットライトに照らされる。今まで見たことのない厳しい表情。ママも驚いていた。
「プロレスラーになる」という夢を36歳でかなえた飯島裕之さんの歩みを、7歳の長男、碧音(あおと)くんの視点でたどります。
試合が始まると、ライバルが…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル