パラ「生で見たかった」 チケット持つ人たちのため息 

 24日開幕の東京パラリンピックは、全ての競技会場で一般客を入れないで開催されることになった。すでにチケットを購入し、観戦を楽しみにしていた人たちからはため息が漏れた。

 「感染者数を見れば、恐らく無理だろうなとは思っていました」。車いすラグビー予選の観戦チケットを持っていた会社員、清水さくらさん(49)=神奈川県=は話した。

 障害者雇用に熱心だった以前の勤め先に、車いすラグビーやゴールボールに取り組む同僚がいたことがきっかけで、会場へ応援に訪れるようになった。特に車いすラグビーは、「ぶつかる音がすごくて、格闘技みたい」と、すぐにとりこになった。

 購入できたチケットは、水泳…

この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。

残り:471文字/全文:763文字

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment