パリの脚本家が日本で聞き、書いた女性史を振り返るコメディーが公演

 ジェンダー平等をテーマにした演劇「ミモザウェイズ1910―2020」が東京と福岡で開かれる。パリを中心に活動する脚本家トリニダード・ガルシアさんが、日本各地の幅広い世代の女性にインタビューして書き上げたコメディーだ。

 物語は、新型コロナが流行する中、パリの空港で帰国便を待っていた3人の女性が偶然出会うところから始まる。3人が、祖母など自分たちの家系をたどりながら日本の女性史を振り返る。文芸誌「青鞜(せいとう)」が創刊された1910年代や、男女平等を目指したウーマンリブ運動が広まった70年代などが舞台となる。

 トークイベントもあり、東京ではガルシアさん、福岡では福岡県男女共同参画センター「あすばる」センター長の神崎智子さんが登壇する。

 東京公演は、福生市福生の福…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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