パルコが27日、沖縄県に初めて店を出す。国内外からの観光客向けの大型ショッピングセンターを、本島中部の浦添市に開く。日本全体の人口が減り始めるなか、観光客らの旺盛な需要を取り込む。
名前は「PARCO(パルコ) CITY(シティ)」。地上6階建てで売り場は1~3階。売り場面積は約6万平方メートルで、カジュアル衣料ブランド「ZARA」や「H&M」など250店が入る。
東シナ海に面した立地を生かし、海岸を一望できる屋上展望デッキも設けた。総工費や初年度の売上高目標は明らかにしていない。
運営はパルコと地元小売り大手の合弁会社が担う。従業員は約3千人で、その多くは新たに採用した。
沖縄では人口も観光客も増えている。イオンモールなど大型ショッピングセンターの開設も相次ぎ、競争は激しい。パルコは札幌、東京、名古屋、福岡などで積み重ねてきたノウハウを生かした集客をめざす。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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