パワハラ耐えた地獄の2年 「たかが知れている」陰で言い放った上司

 30代女性、就職6年目です。

 新卒で入って2年間、配属された部署で管理職と先輩からパワハラを受けていました。業務上のメールや情報から締め出されたり、自分だけ使われていない倉庫の片づけをさせられたり、面談であなたは浮いているから要らない、異動届を出してほしいと言われたりなどです。歯を食いしばって耐えました。これは誰にでもできる仕事ではない、いじめてくる女性の先輩たちが若い頃はもっと厳しい状況だったのだと奮い立たせて。

 その後、部署異動を経て上司や環境に恵まれて仕事をしています。元々興味があった仕事内容ではないのですが、突き詰めてみると面白く、今はこの分野で頑張ろうと思っています。

 そんな折、今の上司と部門長が私の話をしているのをたまたま聞いてしまいました。前の部署での状況を知っている今の上司は、私のことを強い人間だ、辞めずに残ってくれてよかったと言ってくれたのに対し、部門長はあの部署のいじめはたかが知れている、気にすることはないと話をしていました。私が経験した2年間をたかが知れていると言い放った部門長が信じられなくなりました。

 終わったことなのに苦しかった気持ちがよみがえり、涙が出てきます。部門長の言葉をどう解釈したら苦しくなくなるでしょうか。お願いです、教えてください。

回答者 文筆業・清田隆之さん

 入社したばかりでは仕事の要…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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