勝部真一
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)のジャイアントパンダ7頭のうち3頭が9月生まれだ。6日、22歳を迎えたお母さんパンダ「良浜(ラウヒン)」にお祝いの氷がプレゼントされた。
良浜は、同園で初めて誕生したジャイアントパンダで、2008年にふたごの赤ちゃんを出産するなど、20年11月の「楓浜(フウヒン)」まで計10頭のお母さんになった。
この日朝、「遊ぶより、食べるのが好き」という良浜に飼育スタッフが厳選した「その日の一番おいしい竹」と、同園で暮らす5頭の娘の名前にちなんだ形の氷がプレゼントされた。良浜は氷を前に、竹をもぐもぐと食べていた。
人間にたとえれば60代という。飼育スタッフの中谷有伽さんは「これからも健康で長生きしてほしい」と話していた。
良浜のほか、お父さんの「永明(エイメイ)」が14日に30歳、「結浜(ユイヒン)」が18日に6歳になる。14日は休園日だが、永明の誕生日を祝って歴代の飼育担当者によるトークセッションや記念竹あかりワークショップなどを開催。事前に申し込んだ150人が観覧(5千円)できるほか、トークセッションはオンラインでも有料配信(2千円)される。またオンライン誕生会(3千円)も開く。結浜のオンライン誕生会は18日に予定している。
各チケットの購入は販売サイト「PassMarket」から「アドベンチャーワールド」を検索する。(勝部真一)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment