上野動物園(東京都台東区)で双子の赤ちゃんパンダが生まれて3カ月あまり。すくすく育ち、10月には名前が決まる。双子の成長を見守っていく中、愛くるしいパンダたちの生態を専門家に尋ねた。あまり知られていないその素顔とは――。
双子はオスとメスで、6月23日に生まれた。父親はリーリー、母親はシンシン。2017年に生まれた姉のシャンシャンと「5人家族」だ。
2頭は生まれた時、体重100グラムほどでピンク色。生後2カ月を過ぎたころから、じゃれ合うようにくっついていることが増えた。
なぜ妥協で笹?
生態を尋ねた相手は、「ざんねんないきもの事典」(高橋書店)を監修した動物学者の今泉忠明さん(77)。
パンダはゴロゴロしているのが特徴の一つ。野生のパンダは1日のうち14時間ぐらいササを食べ続け、あとは寝ている。飼育していると栄養が良いため、寝ている時間が14時間ぐらいに増えることもあるという。
そのササは、実は「妥協で食…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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