原知恵子 岡田昇
札幌市は8日、南区北ノ沢地区の緑地帯でヒグマ1頭を駆除したと発表した。箱わなによる捕獲後、猟銃により駆除したという。
市によると、駆除した個体は推定7、8歳の雌で、体長146・5センチ、体重97キロ。周辺では5月4日以降、ヒグマの親子が頻繁に出没しており、今回駆除した個体は親の可能性が高いという。箱わなの監視用に設置したカメラには、子グマ3頭も映っていたという。
今月1日には、北海道道82号を車で走行中だった男性から「4頭を目撃した」「親子に見えた」との通報が寄せられるなど、ヒグマの目撃情報が相次いでいた。(原知恵子、岡田昇)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル