全日本空輸(ANA)は、国際線の一部機体に導入するファースト・ビジネスクラスの新デザインのシートを公開した。全席がドア付きの個室型シートとなり、同社で初めて4K対応の個人用モニターを備える。8月2日の東京―ロンドン線から運航する。
新シートは、国際線の主力機ボーイング「777―300ER」の一部に、順次導入される。国際線でファースト・ビジネスクラスのシートを一新するのは9年ぶり。ホテルや自宅のようにくつろげる空間を目指したという。
デザインの監修は建築家の隈研吾氏が担当。日本の建築を意識し、個室のドアに引き戸を採用したり、木目調をあしらったりした。会見で隈氏は「やすらぎを与えるような日本の建築空間の良さを、最先端技術で実現した。世界中の人に体験してほしい」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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