中古車販売大手ビッグモーターの店舗前で街路樹が枯れた問題で、大阪府警は6日午前、器物損壊の疑いで府内7店に家宅捜索に入った。押収した資料を分析し、従業員や本社の関与の有無について調べる。
捜索に入ったのは、大阪市東住吉区の東住吉店や茨木市高浜町の茨木店など7店。いずれも周辺の街路樹が枯れ、府などの調査では、うち5店周辺の土壌から除草剤の成分が検出され、府などが被害届を提出していた。
茨木店には午前10時ごろ、捜査員10人ほどが段ボールなどを持って捜索に入った。店舗関係者が対応にあたり、捜査員らは店内のパソコンや机を調べていた。
ビッグモーターをめぐっては、各地で街路樹が枯れる問題が発覚。警視庁と神奈川県警は9月、東京都港区の本社を同容疑で捜索している。(甲斐江里子、田添聖史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル