東京都渋谷区の雑居ビルで4月、泡消火剤が散布されて停電する事件があり、警視庁は、大阪府吹田市山田西4丁目の会社員徳田翔平容疑者(37)を建造物侵入と器物損壊容疑で逮捕し、25日発表した。隣のビルも停電し、予定されていた保育士の資格試験が中止になり、約1300人が受験できなくなった。「記憶がない」などと話しているという。
渋谷署によると、徳田容疑者は4月17日午前4時20分ごろ、渋谷区道玄坂2丁目の雑居ビルに忍び込み、火災が起きていないのに1階の駐車場で消火装置を作動させ、泡消火剤を使い果たした疑いがある。防犯カメラの映像を分析するなどして、裏付けたという。
約500リットルの泡が放出され、隣のビルと共用の配電盤に付着。それぞれのビルの停電は、消火剤の影響で起きた可能性が高いとみられる。保育士の筆記試験は5月に延期されたという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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