ビンドゥンドゥン人気の影で あのマスコットは東南アジアの農村に…

 新型コロナウイルス感染拡大の中、開催された東京オリンピック(五輪)・パラリンピック。あれから半年、北京では冬季五輪が開幕し、日本人らアスリートが活躍する姿から目を離せない日々が、再びやってきた。公式マスコットの「ビンドゥンドゥン」も関連グッズが品薄になるほどの人気を博している。

 そんな北京五輪の盛り上がりの一方、大阪にある倉庫の片隅には、東京五輪の忘れられた「遺産」が、人目に触れずうずたかく積まれている。

倉庫に積まれた、公式グッズ

 大阪市西成区の倉庫に大量に保管されているのは、東京五輪・パラの公式ライセンスグッズ。箱を開けると中には公式マスコット「ミライトワ」や「ソメイティ」のぬいぐるみや、「TOKYO2020」の文字や市松模様がモチーフのロゴが入った衣類などがぎっしりと詰められていた。

大阪の倉庫に積まれた、大量の東京五輪・パラのライセンスグッズ。いったいなぜここに? その行き先や、大量に集まってきた背景が明らかに。

 管理するのは、主に衣料品を…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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