北海道の釧路空港発関西空港行きのピーチ・アビエーション機で7日、乗客の男性がマスクを拒否し、大声で騒ぐなどしたため、同機が新潟空港に臨時着陸した。8日、同社への取材で分かった。
同社によると、客室乗務員が離陸前からマスクの着用を求めていたが、男性が拒否を続けたという。そのため、男性周辺の席の乗客を移動させた上で、約45分遅れの午後1時15分に出発。その後も男性は機内で大声を出したり、他の乗客と言い争ったりして、客室乗務員の注意も聞かず威圧的な態度をとったという。
機長は航空法の安全阻害行為にあたると判断。新潟空港に臨時着陸し、男性を降ろした上で出発した。
関空には約2時間15分遅れで到着。同機には乗客約120人が乗っていた。
同社の広報担当者は「マスクの着用は義務ではなくお願いベースなので着用しないからといって搭乗拒否できない。今回は大声を出すなど、機内の秩序を乱す行為があったので男性に降りてもらった」と話した。(川田惇史)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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