フィリピンの首都マニラ南部にあるタール火山(標高311メートル)が12日に突然噴火。噴煙は高さ1万5000メートルに達し、13日になって大量の火山灰が110キロ以上離れた場所でも降り積もった。マニラ国際空港では国際線と国内線を併せて240便以上が欠航。AP通信によればこの噴火を受けて住民8000人余りが避難したが。当局では「危険な爆発的噴火が数時間から数日以内に起きる恐れがある」と警告を発しており、さらなる避難を呼びかけている。
フィリピンでは昨年12月15日にマグニチュード6・8の地震が発生して4人が死亡。その12日後には台風29号の直撃を受けて少なくとも28人が死亡していたが、今度は火山の噴火で被害が出るなど、自然災害が続いている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース