フィリピン闘鶏賭博、コロナ禍で日本に上陸か 東海の参加者ら摘発

保坂知晃

 フィリピンで人気の闘鶏賭博が日本に上陸していた――。こんな疑いが岐阜県警の調べで浮かび上がった。現地ではコロナ禍で賭場が開けなくなり、ライブ配信されるようになったことが背景にあるという。

 県警によると、問題の賭博は刃物を装備したニワトリを戦わせて勝敗を予想するもの。現在はオンライン型が普及し、スマートフォンなどから世界中で参加できるようになったという。

 県警は18日までに、日本でこの賭博に参加していたとして、名古屋市岐阜県内などに住む26~55歳のフィリピン国籍の男6人を単純賭博や常習賭博などの疑いで摘発。賭け金を受け取っていたとして元フィリピン国籍の女(39)を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)の疑いで逮捕した。県警は女が受け取った資金をフィリピンの闘鶏賭博サイトの運営組織に送っていたとみて、日本を舞台にした闘鶏賭博の実態解明を進める。(保坂知晃)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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