ブラック校則変えたい 「高校生らしさって?」企業の意見を聞き取り

 理不尽な「ブラック校則」を見直す機運が高まるなか、岡山県立興陽高校(岡山市南区)の生徒会が「自分たちで考えた校則」を目指して動き始めた。学校側と話し合う前段として、まずは情報収集。企業側が高校生の身だしなみをどう考えているのか、対面でヒアリングをした。

 8月末、玉野ライオンズクラブ加盟の企業が参加し、玉野市内で懇談の場を設けた。生徒会役員たちは1、2年生17人が4班に分かれ、7社の計十数人の社会人から意見を聞いた。

企業側「強制おかしい」

 4班のうちの一つの個室に、介護事業会社の鈴木茂和さんと、保険代理店経営の槙枝順子さんが座った。生徒4人が向かい合い、質問をぶつけた。

 生徒たちは男子のツーブロッ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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