動画投稿アプリTikTok（ティックトック）のカリスマインフルエンサーとして知られるブルース・ホールが、新型コロナウイルスの感染を拡大させる可能性がある大規模なパーティーを行ったとして、会場となった米カリフォルニア州ハリウッドヒルズの私邸の電気と水道を止められたことが明らかになった。 ホールはインフルエンサー仲間とともに、法的に飲酒が可能となる21歳の誕生日を盛大に祝うため、共同生活する豪邸で100人以上を招いてパーティーを行い、その様子をSNSに投稿していた。 ロサンゼルスでは感染防止のために多くの人が住宅に集まってパーティーを開くことを禁止している。しかし、今月に入って複数の豪邸で数百人規模のパーティーが開催されるなど規則違反が相次いでいることを受けて、ガルセッティ市長は、違反した場合は開催場所の電気や水道を強制的に停止する措置を取ることを5日に発表していた。 ガルセッティ市長は、人気ティックトッカーが動画配信活動のために集まって共同生活する「スウェイハウス」のメンバーたちについて「ハリウッドヒルズの豪邸をナイトクラブのように使ってパーティーを繰り返している」と話し、再三にわたる警告にも従わなかったことから、住居のインフラを停止したと説明している。 新型コロナ感染者が22万人を超えるロサンゼルスでは、依然、大規模な集会やバーの営業は認められておらず、飲食店での屋内飲食やヘアサロンの屋内営業なども認められていない。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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