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横浜市と川崎市は21日、横浜市営地下鉄ブルーラインの川崎市内の延伸ルートと新駅の位置について合意した。あざみ野(横浜市青葉区)―小田急線新百合ケ丘(川崎市麻生区)間に三つの中間駅をつくり、三つのルート案があった川崎市内の中間駅は東側ルートになる。2030年の開業をめざし、環境影響評価など用地取得や建設に向けた準備を進める。
現在終点のあざみ野から小田急線新百合ケ丘までの延伸は約6・5キロ。中間駅は、横浜市青葉区内の剣山と、横浜・川崎市境界近くのすすき野付近、川崎市麻生区の王禅寺の3駅。東側ルートになる王禅寺の新駅は、温水プールなどを備えた施設「ヨネッティー王禅寺」の近くに置く。
延伸により、現在バスで30分かかる新百合ケ丘―あざみ野は20分短縮。町田経由で35分かかる新百合ケ丘―新横浜は8分短縮され、乗り換えも必要なくなるなど、駅周辺の利便性が向上する見込みだ。
両市は4月以降、環境影響評価…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル