名古屋市北区の名古屋高速で大型バスが炎上するなどし、9人が死傷した事故で、バス後方のブレーキランプが点灯しないまま分離帯に衝突したことが捜査関係者への取材でわかった。後続車のドライブレコーダー(ドラレコ)の映像で確認された。
愛知県警の調べで、事故現場付近の路上にはブレーキ痕や急ハンドルを切った形跡がなかったことがわかっていた。29日で事故発生から1週間。男性運転手(55)が回避行動を取らずに事故が起きた疑いが強まっている。
事故は22日午前10時15分ごろに起きた。運行会社の「あおい交通」(同県小牧市)によると、バスは名古屋市中心部の栄を約20分前に出発し、県庁を経由して一般道から名古屋高速に入り、目的地の県営名古屋空港に向かった。
県警が入手した後続車のドラレコには、事故現場となった豊山南インターチェンジ(IC)の分離帯までの数百メートルのバスの走行状況が映っていた。
それによると、右側の追い越…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment