神奈川県庁で使われていたハードディスク(HDD)が外部に流出した問題で、HDDの処分を請け負ったブロードリンク(東京都中央区)が、全従業員約300人の約1割に解雇を通知していたことが同社幹部への取材でわかった。
県庁のHDDは、同社元社員の高橋雄一被告(51)=窃盗罪で起訴=が、勤務先のテクニカルセンター(東京都大田区)から持ち出してネットオークションで転売したことを認めている。
問題が昨年12月6日に発覚して以降、同社は県から3カ月の指名停止処分を受けており、防衛省や神戸市なども相次いで指名停止処分を公表。同社は営業活動を自粛しており、業績の悪化が避けられない状況だ。
同社によると、12月25日以降、対象の従業員に対し1月末での解雇を通知した。併せて東京、大阪以外の6カ所にある事業所の閉鎖も決めたという。(編集委員・須藤龍也)
■逮捕容疑のHDD、知事「県の…
【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment