新型コロナウイルスの感染拡大を受け、岐阜県内の学校では夏休みを延ばしたり、授業をオンラインに切り替える動きが出ている。希望に応じて登校する学校もあり、各校がコロナ禍の「学び」に知恵を絞る。
23日に市立小中学校と義務教育学校が再開予定だった岐阜県羽島市。いずれも夏休みを1週間延ばし、期間中にできる課題のプリントなどを、担任教諭らが児童生徒の自宅ポストに届けた。
中央中では、生徒に配布したタブレット端末などを使い、夏休みが延びた25日にも「朝の会」、26、27両日は「期末テスト対策会」を開く。通信テストが24日あり、担任教諭が笑顔で「ちょっと背が伸びた?」「何か聞きたいことある?」などと呼びかけた。
2年の坂田大進さん(14)は取材に「夏休みが延びてうれしいけれど勉強もしなくては。オンラインなら画面を記録できるのがいい」。小川和彦校長(61)は「少しでも通常の学習に近づけたい」と話す。
岐阜市の小中学校では、児童生徒を2グループに分ける。半分が登校し半分は自宅でオンライン授業を受ける。児童生徒は1日ずつ交代で登校する。
登校グループは自宅のある地域別に分けた。市教委の担当者は「きょうだいで登校日がずれることが無いよう、保護者の負担を考えた」。部活動は原則中止する。
保護者に「3択」選んでもらう学校も
北方町でも30日~9月6日…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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