ベビーサークルにふたか、取っ手付きの手製の板を発見 2歳熱中症死

 大阪府富田林市の団地で2歳の女児が死亡した事件で、保護責任者遺棄容疑で府警に逮捕された祖母の小野真由美容疑者(46)らの自宅から、小野優陽ちゃん(2)が倒れていたベビーサークルの天井部分とほぼ同じ大きさの板が見つかったことが捜査関係者への取材でわかった。板には取っ手やちょうつがいが付いており、府警はサークルのふたとして使われていたとみて調べている。

 府警によると、優陽ちゃんが入れられていたのは、自宅の約8畳の洋室に置かれたベビーサークル。タテ91センチ、ヨコ124センチの広さで柵の高さは優陽ちゃんの身長より高い88センチだった。

 捜査関係者によると、板はこの洋室とは別の部屋で見つかった。木製で手作りされたとみられ、サークルの上に置くとふたになるサイズだった。2カ所にちょうつがいがあり、二つ折りできるようになっており、取っ手もあるという。

 柵の四方は板で覆われていた。元はベビーベッドだったとみられ、柵の中ほどの高さに付いていた寝台は外されていた。フローリングの床には何も敷かれておらず、府警が確認した際、内側に飲み物や食べ物はなかったという。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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