33年の記者人生。振り返ると、北は北海道の稚内から南は沖縄まで、夜の街だけはよく飲み歩いてきたものである。訪ねた店の数は数千軒になるだろうか。
「どんな店がいいのですか?」
時折若手に聞かれる。そんなとき「ハーナビ(鼻ナビ)」の大切さを説明する。自分の直感を頼りに街を歩くこと。群馬でも緊急事態宣言が解除され、営業を再開する店が増えてきた。
ネオンきらめく夜の街。中でもスナックは地方色豊かで面白い。カウンターの中にママさんやマスターがいて、酒とつまみや軽食を供しながら接客する――。簡単に説明すると、スナックとはそのような形態をとる飲食店のこと。
3千~5千円くらいのボトル…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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