東京五輪・パラリンピックでは、全国各地の市町村がホストタウンに登録され、各国と交流したり、キャンプや合宿を誘致したりしている。
「誰も置き去りにしない」まちづくりを掲げる兵庫県明石市もホストタウンの一つ。森氏が発言した当初、「辞職では足りない」と話していた泉房穂市長は、辞意表明を受け、「発言をその場で誰も注意せず、笑いが起き、自民党の二階俊博幹事長らからも森氏を擁護する発言が飛び出した。なんとか持ちこたえられるんじゃないか、と考えたような対応だった」と取材に話した。
発言から辞意表明までの流れについて、「なぜいまだに開き直りを許す社会なのかが問われている」と言う。「古い価値観のまま立ちゆかなくなっているのが日本。変化できないという『弱さ』は、意思決定の過程に多様性がないことにある。性は多様性の一つ。今回あらわになった問題は、一人ひとりが我がごととして受けとめる必要がある。私も我がごととして、市の意思決定の場で女性の割合を高めることを検討し始めている」
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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