天王寺動物園(大阪市天王寺区)のホッキョクグマ、イッちゃん(メス、6歳)に初めての赤ちゃんが誕生するかもしれない。妊娠の可能性があり、動物園では出産準備のため20日に公開を中止。21日から産室を設けた獣舎に入れ、その時を待つ。
お相手はゴーゴ(オス、15歳)で、2頭は「551の豚まん」で知られる蓬莱(ほうらい)(大阪市浪速区)が寄贈。ゴーゴは2006年、イッちゃんは15年にロシアの動物園からやってきた。名前は「551」にちなむ。
普段は別居させているが、イッちゃんが繁殖に適した年齢になったため、今年2月から4月にかけて同居させたところ、交尾が複数回確認されたという。
同園で赤ちゃんが生まれれば、14年にゴーゴとバフィンの間にできたモモ以来になる。円山動物園(札幌市)などでも繁殖の例はあるが、全国的にもホッキョクグマの誕生は珍しいという。
出産が想定されるのは11月~12月。野生のホッキョクグマは雪に穴をほって出産に備えるが、同園では獣舎に木製の産室を設けて、こもらせる。出産を控えると神経質になるため、飼育員も極力近づかず、静かな環境をつくるという。
ただ、ホッキョクグマの妊娠は…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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