ホテルの女性遺体、殺人事件と断定 死因が判明、外傷も 新横浜

中村英一郎 阿部育子

 横浜市港北区新横浜1丁目のホテルの一室で女性の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は8日、遺体の状況などから殺人事件と断定し、捜査本部を設置した。県警は、遺体が見つかった7日に同じ部屋に出入りした人物がいるとみて調べている。

 港北署によると、女性がチェックアウトの時間を過ぎても退去していないため、従業員が室内を確認したところ遺体を確認。同日6時40分ごろ、「室内で女性が亡くなっている」と110番通報した。女性は現場で死亡が確認されたという。

 県警が8日に司法解剖した結果、女性の死因は脊髄(せきずい)損傷だった。顔などに外傷があったという。

 現場はJR新横浜駅から西約700メートルで、線路沿いにホテルが数軒並ぶ。近くにあるマンションの管理人の70代男性は「ニュースを見て『まさかこんな近くで』と驚いた。不安になっている住人も多く、早く解決してほしい」。近くの飲食店でアルバイトをする大学生の男性(19)は「ホテルのある線路沿いは夜は人通りが少ない。怖い」と話した。(中村英一郎、阿部育子)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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