野上浩太郎官房副長官は10日午前の記者会見で、米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長がホルムズ海峡での民間船舶の安全確保に向け、同盟国の軍と有志連合を結成する考えを示したとの報道について「報道に対して答える立場になく、コメントは差し控えたい」と述べた。
野上氏は「ホルムズ海峡での航行の安全確保はわが国のエネルギー安全保障上、死活的に重要だ」と指摘。ただ、実際に米側から有志連合に参加するよう打診された場合の対応については「イラン情勢をめぐり、日米間で緊密なやり取りをしているが、外交上のやり取りの詳細は差し控えたい」と述べるにとどめた。
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