ボサノバの創始者で、20世紀を代表する作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンが亡くなって30年を迎える今年、レコーディングの秘話を描いたドキュメンタリー映画「エリス&トム」が、日本で初上映される。8日に始まった「ブラジル映画祭2024」での上映となる。
「エリス&トム」は、1974年、米ロサンゼルスに住んでいた天才的音楽家ジョビンの元に歌手エリス・レジーナが訪れ、アルバムを収録する舞台裏を追ったものだ。対立したり緊張感が生まれたりする中、しだいに調和し、「三月の水」など、優れた音楽が生まれていく。半世紀にわたって表に出ることのなかった未公開の映像をまとめた作品だ。
映画祭では、奴隷労働の実態を暴く実話に基づいた映画など計6本が上映される。
■行方知れずの息子を探した末…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル