ボールパークに新駅、JR北海道が構想発表 快速は通過

 JR北海道は11日、プロ野球日本ハムが北海道北広島市につくる新球場「北海道ボールパーク(BP)」に隣接する新駅の建設に80億~90億円かかるとの試算を発表した。設置を求める自治体側に全額負担を求めており、市は受け入れる意向を表明した。BPは2023年3月に開業予定だが、新駅はその後の27年度末の完成を見込む。

 BPは最寄りのJR千歳線・北広島駅から徒歩で約20分かかるため、北広島市や日本ハム球団は、新駅をつくるようにJR北に求めていた。

 JR北がこの日発表した新駅案によると、北広島駅から札幌方面へ約3キロの地点に駅舎をつくり、連絡通路でBPと直結させる。試合終了後は観客が駅に集中することが見込まれるため、ホームを現在の北広島駅より4両分(約80メートル)長くして、乗り降りのスペースに余裕を持たせるなど安全面に配慮するという。新千歳空港と札幌や小樽を結ぶ快速エアポートは停車せず、普通列車を利用してもらう。

 建設費は連絡通路を除いて80…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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